出会い系の軌跡~ネット編part1

今でこそ社会的認知もされてきた出会い系ですが、昔は出会い系をやっているなんてことは絶対知り合いには知られたくない類のものでした。

古くは週刊誌や趣味系雑誌の文通コーナーというものがあり、そこに自分の住所と名前(今では考えられません)を編集者に送って載せてもらっていたりしたものです。このシステムも平成初期くらいまではあったような気がします。

平成中期になると携帯電話が普及し初めまして、そこからでも閲覧できる簡易掲示板のような形で出会い系サイトが誕生しました。

掲示板に自分のメルアドと性別・ニックネーム・目的を載せて連絡を待つような流れです。

無料で有名どころだと、スタービーチやMコミュ、有料だと、ワクワクメールやハッピーメール、イクヨクルヨ、PCマックスなんかがありました。

有料だから出会えるっていうわけでもなく、逆に素人さんは殆ど無料サイトにいて有料は援デリ業者や個人営業の女性が多かったです。ワクワクやハッピーは令和のこの時代でも援デリ業者・個人営業女性の巣窟です。

無料のスタービーチなんかはかなり流行っていて、ゆりかもめの新橋駅にかなり大きな広告があったのを覚えています。

パソコンサイトでは、エキサイトフレンズやYahooパーソナル?だったかな、、、掲示板系やオープンチャット、個別チャット系なんかがありましたが、どうしても出会うまでのスピード感が携帯サイトに比べて遅かったので、私はあまり利用することはありませんでした。

一部のサイトを除いて、健全な出会いを求める人はごくわずかで大多数の人がいわゆる「ヤリ目」でした。

世間的にも、出会い系サイト=いかがわしいものという認識をされたのもこの頃からだったと思います

part2へ続く。